漫画ブリッコと大塚英志!オタクのためのロリコン向け漫画雑誌

雑誌のサイズはA5版。確か平綴じだったと思います。載っている作品は、同人誌のような雰囲気のものでした。たぶん予算がそんなになかったんじゃないでしょうか。でも、それだからこそと言うべきか、新鮮な感じがしたものです。編集者は大塚英志。今では有名な小説家・評論家になっています。「多重人格探偵サイコ」あたりが代表作のようですね。小説のほうは、私は読んでいませんが人気があります。
漫画ブリッコには編集者のコラムがあって、大塚氏がいろいろ書いていました。それによると、漫画ブリッコというのは、もともと別の雑誌だったのを、大塚氏が権利を買い取って、紙面を刷新したということだったようです。それから、見学者についての不満も書いていました。
漫画ブリッコの編集部=大塚氏ひとり、を見にくる若者がいる。それはよいのだが、あまりにも消極的で、なにかしてもらうのを待っているだけ。こちらも編集作業で忙しくて、たいして相手もしてやれないが、積極的に質問してくれれば、できるだけ答えてあげるのに。――とまあ、そんな調子だったと思います。
あと、グラビアについて、こんなことがありました。ある号で、確か当時人気のあった可愛かずみのグラビアを掲載したのです。が、これが読者に不評だったようです。高かったのになあ、と大塚氏は嘆いていました。不評だった理由は、私にはなんとなく想像がつきます。漫画ブリッコのファンは、二次元コンプレックスの、いわゆるオタクが多かったのだと思います。(私もその面があります。)二次コンの者にとって、漫画ブリッコに登場する少女は、聖なる性の天使、あるいは女神なんです。エロいけれども綺麗な存在なんです。その雑誌に、キタナラシイ実在の女の写真がまぎれこんできた。バカヤロー、出ていけ。とまあ、そんな気持ちだったのではないでしょうか。
また、漫画ブリッコには、後に一般誌で描くような人もいました。みやすのんき、なんていうのが、別名のひろもりしのぶ、で描いていました。彼の作品にこんなのがありました。男勝りの少女が、彼女に反感を持つ男子生徒によって、レイプされる。彼女はその後、すっかり女の子らしくなる。とんでもないストーリーですが、凌辱シーンには、ギラギラした暴力感がただよっていて、私は好きでした。
以上、「漫画ブリッコ」の思い出を書いてみました。なにぶん昔のことなので、記憶違いがあったらごめんなさい。
投稿日:2016年9月21日
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